2017.07.20 14:17陶冶斎と松向庵 7月9日の日曜日、私は金沢市内の旧園邸・松向庵で、七夕茶会の末席を汚した。金沢の市内には茶室が多く、そんな茶室やお寺において、いろいろな茶会が催される。藩政期に金沢で発達した「もてなし文化」あるいは「およばれの文化」が今に伝わるものと解してよいかもしれない。 七夕茶会は、金沢市の企画で、私のお茶の師匠、と言っても、私は、お茶のことはほとんど知らず、お点前も全くできないが、私にともかくお茶のことを教えてくれている高校の同級生吉倉虚白宗匠が責任者となって毎年行われている。この茶会の特長は、初めに金沢大学の学生たちによるマンドリン演奏が行われること。しっとりと水が打ってある小庭園を背景に響くマンドリンの音は、とても爽やかさで、涼しい夏が楽しめる時間と空間を...