2023.02.24 15:00一秒の長さとピサの斜塔 最近、難しいことを書き過ぎると妻に怒られる。本稿もそのクチかもしれないが、どうかお許し頂きたい。 「1秒」は、微妙な長さの時間である。「瞬く(またたく)間の時間」と言いたいが、自分で瞬いて(まばたいて)、時間を計測したら、瞬き2回で0.78秒だった。私の体内で1秒に近いのは、やはり起床直後の脈拍の脈打ちから脈打ちまでの時間である。血圧と脈拍測定で始まる私の一日は、「秒」の刻みの積み上げであるが、世の中、我が脈拍の時間などと違って正確な時間把握が必要な場合は多く、陸上や水泳の短距離競技では、小数点2桁100分の1秒まで記録され、トップ選手たちは1000分の1秒を争っている。 時間の単位は、かつて、地球の自転時間、すなわち一日の長さから決められていたが、...